カメラとの出会い 同級生の部活動の大会へ出張撮影に行ったことも

私は中学卒業まで埼玉で過ごし、高校から東京に。以来、大学卒業、都内の企業に就職しての約12年間、暮らしの中心が東京となりました。

叔父や同級生の父親がカメラメーカーに勤めていたなどの影響か、小学生の頃よりカメラや写真に興味を持ち、中学生の時にはずっと貯めていたお年玉で念願の一眼レフカメラを購入しました。忘れもしないミノルタXDという機種で、30年以上経った今も手元に置いています。

そのカメラで高校時代は、鳥や動物の写真、同級生の部活の大会などの撮影をしていました。アイドル好きの同級生に誘われ、デパートの屋上などで行われていたアイドルのイベント撮影にも行ったものです（小泉今日子さんとか故・岡田有希子さんを撮った記憶があります）。

1度は離れるも、再び写真と向き合うように

大学の進路を決めるにあたり、写真・芸術方面に進むか悩みましたが当時写真以外にも目指していたものがあり、悩んだ末に「写真は趣味に」と割り切り法学部へ進学。車関連のメーカーに就職し、商品企画・開発部門で約6年勤務。この時、自分が担当した商品のプロモーション用写真撮影をカメラマンに依頼し、スタジオに同行したのが転機となりました。

プロの撮影現場にふれ、くすぶっていた「写真をやりたい」という気持ちに火がつき、夜間の写真学校に通い、専門知識を身につけ、写真関係の会社に転職し約5年間勤務しました。

結婚を機に愛媛、高知でのフリーカメラマン生活スタート メリットを感じられる適正価格でクオリティーの高い仕事を

結婚を機に、愛媛に居を移し、フリーカメラマンとして独立。人生、回り道をしたようにも思いますがメーカーでマーケティングやプロモーションに関わる実務を経験したおかげで、「この用途なら写真はこういうものが効果的」ということが分かり、依頼主様の立場で提案、撮影ができるようになっていると思います。

かつて自分が依頼する立場だったこともあり、皆様に予算の都合があることも分かります。なので、自分の儲けだけを追うのではなく、お互いにメリットを感じられる適正価格で、喜んでいただけるクオリティーの仕事をし、繰り返し、永きに渡りお付き合いさせていただけることを目指しています。

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